2011年11月3日木曜日

高野線時刻表解析~①高野線ダイヤの基本知識

高野線時刻表解析①として。今回は、高野線がどのようなパターンダイヤになっているのか紹介したいと思います。
このページでは主になんば~橋本のお話をしたいと思います。

1、高野線の列車種別

高野線には現在、停車駅の多い物順に、各駅停車、準急、区間急行、急行、快速急行そして、特急の「こうや」「りんかん」があります。

・各駅停車
おもになんば~金剛、河内長野、三日市町で昼間5本/h運転されています。
始発頃には下りの河内長野発、終電頃は上りの河内長野行きなどもある。

準急
おもになんば~泉北・和泉中央で昼間5本/h運転されています。
平日朝ラッシュ時は三日市町、河内長野、千代田→なんばの運転もあり。

区間急行
おもになんば~河内長野、三日市町で昼間2本/h運転されています。
一部林間田園都市発着もあり。平日朝ラッシュ時泉北・和泉中央→なんばの運転もあり。

急行
おもになんば~林間田園都市、橋本で昼間2-3本/h運転されています。
三日市町・高野下・高野山発着もあり。

快速急行
高野山への直通する一般列車としてなんば~高野山を3~5往復ほど運転されます。
平日の夕ラッシュ時はなんば→橋本が2本運転されています。

特急
「こうや」はなんば~高野山で、「りんかん」はなんば~橋本で運転されます。
一部の列車は「こうや」「りんかん」の併結列車もあります。

これ以外に例外もあったりするので、それは後日紹介することとしましょう。


2、昼間のおおまかなダイヤパターンについて

高野線は一応昼間はパターンダイヤになっていますが、特急のあるときないとき、や時間によって快速急行と急行の入れ替えなどもあり、完全なパターンとなっていない関西で珍しい路線です。
その上、昼間でもたくさんの行き先があり、なんばでは、金剛、河内長野、三日市町、林間田園都市、橋本、高野山、和泉中央と8つも見ることができます。

では、下りのパターンを平日ダイヤの12時台を例に見てみましょう。
なんばでは特急を除いて15本/hですが、北野田、金剛・・・と進むにつれて本数が減っていき、河内長野の時点では、4-5/hとなります。
金剛以南は各駅停車は3本/hとなりますが、区間急行が北野田以南各駅停車するので実質5本/hとなります。
急行は河内長野以南が各駅停車となりますが、快速急行は、千早口、天見、紀見峠を通過します。
難波0分発は時間帯によって快速急行になる場合があります。
各駅停車の待避駅は、金剛行きが住吉東(準急の通過待ち)、堺東。その他の行き先が住吉東(準急の通過待ち)、堺東、北野田です。


今度は上りのパターンを平日ダイヤ12時台を例に見てみましょう。
上りは下りをひっくり返したようになるのですが、区間急行が北野田で各駅停車と緩急接続をしたり、堺東以北準急の後ろを急行・区間急行が続行運転したりする所が下りと異なっております。
各駅停車の待避駅は北野田と堺東です。

3、各駅の昼間の1時間あたりの停車列車数。


若干駆け足となりましたが、第一弾は終了したいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿